毎月開催されている横浜スピンオフ『毒入りチョコレート事件』読書会に参加してきました。
- 作者: アントニイ・バークリー,高橋泰邦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
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いつもありがとうございます。
さて、今回の読書会は特別な催し物がありました。
きっかけは幹事のかたの「バークリーをやるなら正装しますよ」という言葉。そのときは読書会帰り間際のぐだぐだな中だったので、聞いている人はあまりいず。
しかし、わたしはしっかり聞いてました。
そして、いろんな人に宣伝したのです。外堀を埋め、しかも自分が徹底的に読み返すと決めていた『毒入りチョコレート事件』を選択し(幹事さんの一押しは別の本でした)、酔っ払っての発言を覚えてなかった幹事さんを抜き差しならぬ状況に追い込んだのでした←鬼。
結局、幹事さんはわざわざタキシードをレンタルする手配をして、実際に着てきてくださいました。
小物まで完璧に揃えてくださり、素晴らしすぎる!
いつもいつもお店の予約からみんなへの連絡をしっかりやってくださる幹事さんに対してなんていう仕打ち。
さすがに決まってから反省。
そこで何かできないかな〜と模索しました。
そもそもわたしがなぜバークリーを好きになったのかは、別の会の読書会で
- 作者: アントニイ・バークリー,狩野一郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/10/30
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つまり、理路整然と解説があればバークリーを面白いと思ってもらえるかもしれない!
さて、ここで横浜読書会のスピンオフのメンバーを一人ずつ思い出しました。
女性が多く、理論派が考えても考えてもいない気がする……そうか、わたしが今までの本格ミステリ読書会で見てきた素晴らしい解説の数々を参考にレジュメを作ろう。そして、あわよくば真犯人を見つけてやろう。
強い決意で挑んだんですが、やっぱりバークリーは手強すぎて、何度も挫折を繰り返しなんとかレジュメを作りました。
が、使えるか自信がなく、結局中途半端なものを幹事さんに押しつけ、レイアウトとコピーを任せる始末。お詫びになってない!
深く深く反省し、今後に生かしたいものです。
そんなこんなで懺悔の気持ちでしたが、スピンオフのかたがたはとっても素敵なかたばかりで「幹事さんだけでは可哀相」とオージーや猫耳カチューシャ、サンタ帽を持ってきてくださったかたがいらっしゃいました。
みんなで仮装をして数日遅れのハロウィン♪
おかげで、司会はタキシード、読書会メンバーは仮装と和気藹々な楽しい感じで読書会をすることができました。よかったよかった。幹事さん、ご参加の皆さん、本当にありがとうございました。
以下、4日に続きます。