この一年、生活が180度変わったおかげで知ったことがいくつかあります。例えば、しもやけになりやすい体質らしいとか、湿気に弱すぎとか。
パンはトーストしたら大好きというのもその一つ。今まで日本のパンは苦手だと思い込んでいたよ。
というわけで、喫茶店に行って頼むのはトーストされたやつ。トーストサンドがあるとご機嫌です♪
そんな喫茶店で読んでいたのは
- 作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/12/06
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
わたしは最近読み始めたので、このシリーズのミステリ的価値がまったくわかりませんでした。だって、もう知り尽くされている検死についてだから。発売当初を考えたら新鮮だったんでしょうが、今さらすぎる知識で。
でも、この検死官と姪っ子のシーンは読んでいて楽しい!
今流行の「姪っ子甥っ子と私」の先駆けと思って読むととっても楽しいなーと思います。おばさんが検死官、姪っ子が理系オタク、起こる事件を二人が協力しながら解いていくと思えば(実際そうなっているのは一作目と今読んでいる四作目だけなんですが)ミステリ部分を抜きに楽しく読めます。
二作目も三作目もできればそうしてほしかったぐらい!
「姪っ子甥っ子と私」好きには大変おススメです。わたしは好きだー。
その他にも主人公とマリーノの関係が目まぐるしく変わっていくのも面白いなぁと思います。
実は先に『死体農場』だけをぽーんと読んだときは、まったくわからなかった面白さをここにきて理解できてとっても嬉しいです。
これから読もうと思っている人、途中の巻を読んで面白さがわからなかった人は、ぜひ最初から順を追って読んでほしいなーと思います。
が、問題が一つ。
このシリーズ、最初は面白いけれど、途中からつまらなくなったという話を一人といわず、多くの人から聞いているといるんです。
行きはよいよい、帰りは……になりそうで怖い!