カエルほんのめも

ほんのめもです

酷い目に遭う

そんな自覚はなかったのですが、主人公が酷い目に遭ってとほほーになっている物語が好きかもしれないです。

そもそも昔から

悪いうさぎ (文春文庫)

悪いうさぎ (文春文庫)

葉村晶シリーズで葉村さんが酷い目に遭っているのを「かわいそー、でももっとやってほしい!」と読んでました。ひ、酷い、わたし!

そんなことはすっかり忘れていたのですが、

比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)

比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)

ジーヴスを読むようになり、主人公のバーディが可哀相な目に遭っては「わはは♪」と楽しく読むうちに、葉村晶シリーズを思い出したのです。
ジーヴスのシリーズはバーディが酷い目に遭えば遭うほど楽しい!
バーディのいいところは酷い目に遭っても、まったく悲壮感なく自分のこと「素晴らしい」と勘違いしているのがまた笑えます。

そして、ずーっと気になっていた

沈夫人の料理店 1 (ビッグコミックス)

沈夫人の料理店 1 (ビッグコミックス)

をようやく読みました。
これがまた料理人が可哀相なほど苛められていて。
でも、これまたまったく悲壮感なく「奥様、素晴らしい」と勘違いが凄まじいという。ある意味、前向きで羨ましいなーと思います。

そういう主人公がかなりツボなのですが、他にないかなーと考え中。
うーん、オースティンの描く主人公とかダメかなぁ。