カエルほんのめも

ほんのめもです

ちょっと違う?

鬼畜の家 (講談社文庫)

鬼畜の家 (講談社文庫)

気に入っている作家さんのデビュー作を二年前から放置していた積読本リストに入れっぱなしという……反省して、少しずつリストを解消しようと思ってます。
あと、145冊。
これを読み終えるまでは、新たな本をリストに追加しないように気をつけよう……読みたいなと思った本を覚えておけるか不安。これからもっとこのメモを使うことになるかも?

以下、とりあえずネタバレにはなってないはずなのですが、まったく知識いれずに読みたい方は読まないように。
気に入っているとはいえ、なかなか読めずにいたのですが、読んでびっくり!
二作目以降との違いは何?
いや、この作品はこの作品で十分面白いんだけど、二作目以降との方向が違う気がする。どこが!?と言われると、そもそも二作目以降をまた読み返さないとダメなんですが。
わたしがいいな〜、夏樹さんっぽいなと思った部分がまったくなく、あれ?という感じでした。

とはいえ、メインのトリックもそのメインのための散りばめられた伏線も素晴らしい。
メインのトリックはどこかで使われているかもしれないけれど、この物語の中にあることがなるほどなと思いました。
でも、正直苦手な部分があって、この作品を一番最初に読んでいたら次は読まなかっただろうな。良かった、別から読んでおいて!