カエルほんのめも

ほんのめもです

読書会の面白さ

コンベンションでお話ししていただいた方に誘われて、横浜で行われた読書会に参加してきました。
お題は

アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

(以下、ちらっとでも読んでみようかと思っている人は絶対読まないように!)

場所は個室居酒屋で、結構な人数がいたのに四角いテーブルだったので、みんなで話すことができました。
さらに、幹事さんはまとめのレジュメ&翻訳家さんへのインタビュー、参加者のお一人はわざわざ名札を作ってきてくださいました。なんて素晴らしい♪
参加者の方々も、いきなりな厚かましい参加者だったわたしにとっても優しくしてくださって、感謝感謝です。ありがとうございました。

と、『アイアンハウス』冒頭のような長い謝辞を書いてみる(笑)
これだけ書けば、以下書くものは読もうと思っている人の目に入らないでしょうか?

『アイアンハウス』の作家さんは評判よく、気になりつつ読めてなかったので、誘われてチャンスとばかりに読んでみたんです。
が、読んでまったく面白さがわからず。
スラスラ読めるけれどそれだけで、なぜ読書会の課題本に???というのが一番の感想。でも、今までの経験からそんな本でも語りどころがあって実は面白かった♪という気持ちになることが多いから、安心して読書会には参加しました。

ところが!
唯一絶賛していたらしい方が欠席でまさかの全員「良さがわからない」状態。みんなで読みやすいけど、ここをどうにかしてほしかったという話を終始してました。その中で、何がダメだと自分が感じたのかがくっきりできたのはすっごく良かったです。
また「うわー、失敗した」と思っちゃった本を読んだ後の愚痴を思いっきり語れたのは本当に良かったです。特に実はまずい本のほうが人に聞いてほしいことが多いわたしには。とほほ。
スッキリできて良かったー。

さらにそれだけではなく、皆さんのおススメ本を聞けて興味湧いた本がいっぱい。これからがとっても楽しみです。
有意義な読書会に参加できてホクホクでしたー。