カエルほんのめも

ほんのめもです

まずは読書会

先週末は怒涛のお誘いがありましたが、初志貫徹で読書会に参加させていただきました。

卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ文庫NV)

卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ文庫NV)

さて、例により本の感想など入ります。
ネタバレまではしませんが、本は何も先入観なく読むのが好きな方は以下読まないように。

今回も幹事の方がレジュメ(しっかり調べてくれてます♪)、もう一方が名札(それも3パターンも!)、そして名札入れまで作ってくださった方が。それもいろんなパターンがあり。悩んだ結果、ラブリーなのを選んでみました。すっごく可愛いです。

写真を撮ってみた。自慢です。
今回もとっても楽しい時間をありがとうございました>参加者の皆様

さて、そろそろ本題に入って平気でしょうか?
今回の卵はレビューの星だけを見て、評判良さそう♪と読み始めました。
が、わたしの苦手な戦時中のロシアじゃないか〜〜〜。
戦時中のロシアは

ロシア幽霊軍艦事件 (講談社ノベルス)

ロシア幽霊軍艦事件 (講談社ノベルス)

これを読んでからあんまり関わりたくないと思っているのです。
でも、読書会に出るしなぁと頑張って読んでいったら、半分過ぎて面白く感じるように。それまでは辛い描写をあんまり長く読んでいたくなくってせっせと読んでいたのが、面白くってせっせと読みたくなれました。良かった!
とはいえ、全面的に「面白かった♪」とはいえない状況での読書会参加でした。

読書会の会場はスポーツパブの前なため、サッカーの試合で大盛り上がりなお店に気を取られつつスタートしました。
本の感想としては絶賛な方が多かったです。となると、あんまり否定的なことは言えず。
そもそも面白くなかったわけではないし、自分の趣味として向いてなかったことをどう話すべきか思いあぐねている感じでした。
けど、ある方がすっごく主人公目線で読まれている話をしてくださって「それってすっごく幸せな読み方だな」と思えました。わたしは苦手意識で読んじゃってもったいなかったと反省。もっと先入観なく読めていたらもっと面白かったかも。
また、別の方が「辛い話を辛いだけじゃなくユーモアを交えて書いているのがすごい(要約)」という話をしてくださって「ああ、だからわたしは読めたんだろうなぁ」と思えたのも良かったです。読書会に参加するともやもやな部分がはっきりできます!

ただ、皆が絶賛な小説だったがために、読書会としてはあんまり盛り上がらず。課題は面白い本でも語りたくなる本でなくてはいけなくって難しいです。また、新作と旧作でどっちにするかも議論の対象に。結局、次の読書会の題材話で1時間も話し込んでました。
次回も楽しみです。

そんなこんなで駅の改札辺りでうだうだしていたがために大変なことに。
以下、明日に続きます。