カエルほんのめも

ほんのめもです

流行作家

以前、昔の流行作家に興味を持ったことがある。
今読まれている作家よりずっと人気があった作家なんだけど、今はまったく読まれなくなった作家。どうしてそんな差が生まれるのか疑問に思ったから、読んでみようかなと思った。

が、わたしはすでに読んでいた。

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

読みだしてすぐに古臭さが気になって気になって。
バブルの時を書いているからというわけではないと思うんだけど、何が古いのかなぁ。人間? 文章? 考え方?
昔はそんなことまったく感じなかったのになぁ。これが流行作家というものなのかしら?
宮部さんの過去の作品を読むのが怖くなってしまった。